第20章 電気の利用

オームの法則
─ 電流・電圧・抵抗の関係

スマートフォンの充電、部屋の照明、電子レンジ ── 私たちの生活は電気なしには成り立ちません。 これらの機器はすべて「電流が流れる」ことで動いています。
では、電流はどのように流れ、何がその大きさを決めるのでしょうか。 19世紀にゲオルク・オームが発見した「オームの法則」は、電流・電圧・抵抗という3つの量の間にある、 驚くほどシンプルで美しい関係を教えてくれます。
この法則は、電気回路のあらゆる問題を解くための最も基本的な道具です。

1電流とは ─ 電荷の流れ

前の記事で、物体が帯電するのは電子の過不足であることを学びました。 静電気が「電荷がたまった状態」だとすれば、電流は「電荷が流れている状態」です。

川の水が高いところから低いところへ流れるように、電荷も高い電位から低い電位へと流れます。 導線(金属線)の中では、自由電子が一斉に動くことで電流が生じます。

電流の定義

電流の大きさは、ある断面を単位時間あたりに通過する電荷の量で定義されます。

📐 電流の定義

$$I = \frac{Q}{t}$$

※ $I$:電流 [$\text{A}$(アンペア)]、$Q$:通過した電荷の総量 [$\text{C}$]、$t$:時間 [$\text{s}$]。$1\,\text{A}$ は $1$ 秒間に $1\,\text{C}$ の電荷が通過する電流。

$1\,\text{A}$(アンペア)の電流が流れているとき、導線の断面を1秒間に約 $6.25 \times 10^{18}$ 個もの電子が通過しています。 想像を絶する数の電子が一斉に動いているのです。

電流の向きと電子の動く向き

ここで1つ、歴史的な理由から生じた約束事があります。 電流の向きは「正の電荷が流れる向き」と定義されています。 しかし実際に導線の中を移動しているのは負の電荷をもつ電子です。 つまり、電流の向きと電子の移動する向きは逆なのです。

⚠️ 落とし穴:電流の向きと電子の向きを混同する

電流は電池の正極($+$)から外部回路を通って負極($-$)へ向かうと定義されています。 しかし、電子は負極($-$)から正極($+$)へ向かって流れています。

✕ 誤:「電子は電池の正極から出て負極に戻る」

○ 正:「電子は電池の負極から出て正極に戻る。電流の向きはその逆」

これは、電流の概念が確立された時代に正の電荷が流れると考えられていたためです。 慣習的にこの向きが維持されています。

💡 ここが本質:電流 = 単位時間あたりの電荷の移動量

電流 $I = \dfrac{Q}{t}$ という定義式は、「電荷の流れの速さ」を表しています。 水道管を流れる水に例えると、蛇口をひねって多くの水が流れるほど「流量が大きい」のと同じです。

電流が大きいということは、より多くの電荷がより短い時間で通過しているということです。 電流の単位アンペア(A)は、クーロン毎秒(C/s)と同じです。

2電圧(電位差)─ 電荷を動かす「圧力」

電流が「電荷の流れ」だとすれば、その流れを引き起こすものは何でしょうか。 水が高いところから低いところへ流れるには「高さの差」が必要であるように、 電荷を流すには電圧(電位差)が必要です。

電圧の水流モデル

電圧を理解するために、水の流れに例えてみましょう。

  • 水位の差 → 電圧(電位差)
  • 水の流れ → 電流
  • 管の細さ → 抵抗

高い水槽と低い水槽をパイプでつなぐと、水位の差(高さの差)によって水が流れます。 水位の差が大きいほど勢いよく流れ、パイプが細いほど流れにくくなります。 電気回路もまったく同じです。

電圧の単位はボルト($\text{V}$)です。 電池やコンセントが「$1.5\,\text{V}$」や「$100\,\text{V}$」と表示されているのは、 その電源が生み出す電位差の大きさを示しています。

電圧の厳密な定義

電圧とは、$1\,\text{C}$ の正電荷を低電位から高電位へ運ぶのに必要な仕事として定義されます。

📐 電圧(電位差)の定義

$$V = \frac{W}{Q}$$

※ $V$:電圧 [$\text{V}$]、$W$:仕事(エネルギー)[$\text{J}$]、$Q$:電荷 [$\text{C}$]。$1\,\text{V} = 1\,\text{J}/\text{C}$

この定義は、電圧が電荷1つあたりのエネルギーの差であることを意味しています。 電池は化学エネルギーを使って電荷を「持ち上げ」、回路に電圧を与えています。

💡 ここが本質:電圧は「電荷を押す力」の源

電圧がなければ電流は流れません。ちょうど水位差がなければ水が流れないのと同じです。

電池は内部の化学反応によって電位差を維持し続けます。つまり、電池は電荷にエネルギーを与えるポンプのような役割を果たしています。

⚠️ 落とし穴:電圧と電流を混同する

「電圧が大きいと電流も大きい」は正しいですが、電圧と電流は別の物理量です。

✕ 誤:「$100\,\text{V}$ のコンセントだから $100\,\text{A}$ の電流が流れる」

○ 正:「$100\,\text{V}$ のコンセントに接続する抵抗(負荷)の大きさによって電流が決まる」

電圧は「原因」、電流は「結果」です。同じ電圧でも、抵抗が大きければ電流は小さくなります。

3抵抗 ─ 電流の流れにくさ

導線に電圧をかけると電流が流れますが、その流れやすさは物質によって異なります。 電流の流れにくさを表す量が電気抵抗(略して抵抗)です。

水道管に例えると、抵抗は「管の細さ」に相当します。 管が細いほど水は流れにくく、管が太いほど流れやすい ── これと同じように、 抵抗が大きいほど電流は流れにくくなります。

抵抗の単位と記号

抵抗の単位はオーム(記号:$\Omega$)です。 $1\,\Omega$ は「$1\,\text{V}$ の電圧をかけたとき $1\,\text{A}$ の電流が流れる抵抗」です。

導体と絶縁体

物質は電気の流れやすさによって大きく分類されます。

分類 特徴 代表例
導体 自由電子が多く、電流がよく流れる(抵抗が小さい) 銅、アルミニウム、鉄、金
絶縁体(不導体) 自由電子がほとんどなく、電流が流れない(抵抗が非常に大きい) ゴム、ガラス、プラスチック
半導体 導体と絶縁体の中間的性質 シリコン、ゲルマニウム

抵抗を決める要因

導体の抵抗は、その材質長さ断面積によって決まります。

📐 抵抗の大きさ

$$R = \rho \frac{L}{S}$$

※ $R$:抵抗 [$\Omega$]、$\rho$(ロー):抵抗率(材質による定数)[$\Omega\cdot\text{m}$]、$L$:導体の長さ [$\text{m}$]、$S$:断面積 [$\text{m}^2$]

この式から、次のことが分かります。

  • 長いほど抵抗は大きくなる(水道管が長いほど水が流れにくいのと同じ)
  • 断面積が大きいほど抵抗は小さくなる(太いパイプほど水が流れやすいのと同じ)
  • 材質によっても抵抗は異なる(銅はアルミニウムより抵抗率が小さい)
⚠️ 落とし穴:抵抗が「大きい」=「電流が大きい」と混同する

抵抗が「大きい」ということは、電流が「流れにくい」ということです。電流は小さくなります。

✕ 誤:「抵抗が大きいので電流がたくさん流れる」

○ 正:「抵抗が大きいので電流は小さくなる(同じ電圧の場合)」

🔬 深掘り:超伝導 ── 抵抗ゼロの世界

一部の物質は、極低温に冷却すると電気抵抗が完全にゼロになります。 この現象を超伝導といいます。1911年にカマリング・オンネスが水銀で発見しました。

超伝導状態では電流が抵抗を受けないため、一度流し始めた電流は半永久的に流れ続けます。 MRI(磁気共鳴画像装置)やリニアモーターカーの超伝導磁石に応用されています。

4オームの法則 ─ V = IR

いよいよこの記事の主役、オームの法則です。 1827年、ドイツの物理学者ゲオルク・ジーモン・オームは、 導体に流れる電流が電圧に比例し、抵抗に反比例することを実験で確かめました。

📐 オームの法則

$$V = IR$$

※ $V$:電圧 [$\text{V}$]、$I$:電流 [$\text{A}$]、$R$:抵抗 [$\Omega$]。この式を変形すると $I = \dfrac{V}{R}$、$R = \dfrac{V}{I}$ となる。

この式の意味を水流モデルで整理しましょう。

  • $V$(電圧)が大きいほど、$I$(電流)は大きくなる → 水位差が大きいほど水はよく流れる
  • $R$(抵抗)が大きいほど、$I$(電流)は小さくなる → 管が細いほど水は流れにくい
💡 ここが本質:オームの法則は因果関係を表す

$V = IR$ を「$V$ が $I$ と $R$ で決まる」と読むと混乱します。 物理的な因果関係は次の通りです。

原因:電圧 $V$(電池が電荷にエネルギーを与える)
条件:抵抗 $R$(回路の性質、電流の流れにくさ)
結果:電流 $I = \dfrac{V}{R}$(原因と条件から決まる)

電圧という「原因」が、抵抗という「条件」のもとで、電流という「結果」を生み出します。

オームの法則の使い方 ── 3つの変形

オームの法則 $V = IR$ は、3つの量のうち2つが分かれば残り1つが求まる、非常に便利な式です。

求めたい量 使う式 具体例
電圧 $V$ $V = IR$ $I = 2\,\text{A}$、$R = 5\,\Omega$ → $V = 2 \times 5 = 10\,\text{V}$
電流 $I$ $I = \dfrac{V}{R}$ $V = 12\,\text{V}$、$R = 4\,\Omega$ → $I = \dfrac{12}{4} = 3\,\text{A}$
抵抗 $R$ $R = \dfrac{V}{I}$ $V = 6\,\text{V}$、$I = 0.5\,\text{A}$ → $R = \dfrac{6}{0.5} = 12\,\Omega$
▷ 単位の確認

$V = IR$ の単位を確認します。

$$[\text{V}] = [\text{A}] \times [\Omega]$$

$1\,\text{V} = 1\,\text{A} \times 1\,\Omega$ が成り立ちます。 つまり $1\,\Omega = 1\,\text{V}/\text{A}$ であり、「$1\,\text{V}$ あたり $1\,\text{A}$ 流れる」抵抗が $1\,\Omega$ です。

⚠️ 落とし穴:回路全体の電圧と個々の抵抗にかかる電圧を混同する

オームの法則を使うとき、$V$ がどの部分の電圧かを明確にする必要があります。

✕ 誤:「電池の電圧が $12\,\text{V}$ だから、どの抵抗にも $12\,\text{V}$ かかっている」

○ 正:「各抵抗にかかる電圧は、その抵抗の大きさと流れる電流に応じて決まる。直列回路では電圧は分配される」

オームの法則は「着目している部分」に対して成り立ちます。 $V$ はその部分の両端の電位差、$I$ はその部分を流れる電流、$R$ はその部分の抵抗です。

💡 ここが本質:オームの法則は「部分」にも「全体」にも使える

オームの法則は、回路の特定の抵抗に対して使うことも、回路全体に対して使うこともできます。

1つの抵抗に対して:$V_R = IR$($V_R$ はその抵抗の両端の電圧)

回路全体に対して:$V_{\text{total}} = I \times R_{\text{total}}$($R_{\text{total}}$ は合成抵抗)

どの範囲に適用するかを常に意識することが、回路問題を解く鍵です。

🔬 深掘り:オームの法則が成り立たない場合

オームの法則は金属の導体では非常によく成り立ちますが、すべての物質で成り立つわけではありません。

ダイオードは一方向にしか電流を流さない素子で、電圧と電流の関係は直線(比例)になりません。 電球のフィラメントも、温度上昇に伴って抵抗が変化するため、厳密には比例関係が成り立ちません。

オームの法則に従う素子を「オーミック(線形)素子」、従わない素子を「非オーミック(非線形)素子」と呼びます。 物理基礎では、特に断りがなければ抵抗はオーミックとして扱います。

5この章を俯瞰する

オームの法則は、電気回路の問題を解くための最も基本的なツールです。 次の記事以降では、この法則を直列・並列回路に応用していきます。

つながりマップ

  • ← E-1-1 静電気と帯電:電荷の概念を基礎に、電流は「電荷の流れ」として定義された。帯電が「静」なら、電流は「動」の電気現象。
  • → E-1-3 抵抗の直列・並列接続:オームの法則を複数の抵抗からなる回路に適用する。合成抵抗の考え方が鍵。
  • → E-1-4 ジュール熱と電力:電流が抵抗を流れるとき、電気エネルギーが熱に変わる。$P = VI = I^2R$ の関係へ。
  • → E-1-5 電力量:電力に時間を掛けたものがエネルギー。オームの法則が土台になる。
  • → E-1-6 総合演習:この章の知識を総動員して解く問題演習。

📋まとめ

  • 電流 $I = \dfrac{Q}{t}$ は、導線の断面を単位時間あたりに通過する電荷の量。単位はアンペア(A)
  • 電圧(電位差)$V = \dfrac{W}{Q}$ は、電荷1つあたりのエネルギー差。電流を流す「原因」。単位はボルト(V)
  • 抵抗は電流の流れにくさを表し、材質・長さ・断面積で決まる。$R = \rho\dfrac{L}{S}$。単位はオーム($\Omega$)
  • オームの法則 $V = IR$。電圧(原因)と抵抗(条件)から電流(結果)が決まる
  • 電流の向きと電子の移動方向は。電流は正極→負極、電子は負極→正極に流れる
  • オームの法則は回路の「部分」にも「全体」にも適用できる。どの範囲で使うかを常に明確にすること

確認テスト

Q1. $3\,\text{A}$ の電流が流れている導線の断面を、$10\,\text{s}$ 間に通過する電荷の量を求めてください。

▶ クリックして解答を表示$Q = It = 3 \times 10 = 30\,\text{C}$

Q2. $6\,\text{V}$ の電池に $3\,\Omega$ の抵抗をつないだとき、流れる電流はいくらですか。

▶ クリックして解答を表示$I = \dfrac{V}{R} = \dfrac{6}{3} = 2\,\text{A}$

Q3. ある抵抗に $4\,\text{A}$ の電流が流れており、抵抗の両端の電圧は $20\,\text{V}$ です。抵抗値を求めてください。

▶ クリックして解答を表示$R = \dfrac{V}{I} = \dfrac{20}{4} = 5\,\Omega$

Q4. 電流の向きと電子の移動方向の関係を説明してください。

▶ クリックして解答を表示電流の向きは「正の電荷が流れる向き」として定義されており、電子(負の電荷)の移動方向とは逆向きです。電流は正極から負極へ、電子は負極から正極へ流れます。

8入試問題演習

この記事で学んだ内容を、入試形式の問題で確認しましょう。

A 基礎レベル

1-2-1 A 基礎 オームの法則 計算

$12\,\text{V}$ の電池に抵抗をつないだところ、$0.50\,\text{A}$ の電流が流れた。次の問いに答えよ。

(1) 抵抗の値を求めよ。

(2) この回路に流れる電流を $0.30\,\text{A}$ にしたい。抵抗の値をいくらにすればよいか。

▶ クリックして解答・解説を表示
解答

(1) $24\,\Omega$

(2) $40\,\Omega$

解説

方針:オームの法則 $V = IR$ を変形して使う。

(1) $R = \dfrac{V}{I} = \dfrac{12}{0.50} = 24\,\Omega$

(2) $R = \dfrac{V}{I} = \dfrac{12}{0.30} = 40\,\Omega$

電流を小さくするには、抵抗を大きくすればよいことが確認できます。

採点ポイント
  • オームの法則の式を正しく立てる(2点)
  • (1) $24\,\Omega$ を正しく求める(4点)
  • (2) $40\,\Omega$ を正しく求める(4点)

B 発展レベル

1-2-2 B 発展 電流と電荷 計算

ある導線に $2.0\,\text{A}$ の電流が $5.0$ 分間流れた。次の問いに答えよ。

(1) この間に導線の断面を通過した電荷の総量を求めよ。

(2) 通過した電子の個数を求めよ。ただし、電気素量 $e = 1.6 \times 10^{-19}\,\text{C}$ とする。

▶ クリックして解答・解説を表示
解答

(1) $600\,\text{C}$

(2) $3.75 \times 10^{21}$ 個

解説

方針:時間を秒に変換してから電流の定義式を使う。電子の個数は電荷を電気素量で割る。

(1) $t = 5.0\,\text{min} = 5.0 \times 60 = 300\,\text{s}$

$Q = It = 2.0 \times 300 = 600\,\text{C}$

(2) 電子1個の電荷の大きさは $e = 1.6 \times 10^{-19}\,\text{C}$ なので、

$n = \dfrac{Q}{e} = \dfrac{600}{1.6 \times 10^{-19}} = 3.75 \times 10^{21}$ 個

採点ポイント
  • 時間を秒に正しく変換する(2点)
  • (1) $600\,\text{C}$ を正しく求める(3点)
  • (2) 電荷を電気素量で割って電子の個数を求める(3点)
  • (2) 計算結果が正しい(2点)

C 応用レベル

1-2-3 C 応用 抵抗の性質 論述

断面積 $S = 1.0 \times 10^{-6}\,\text{m}^2$、長さ $L = 2.0\,\text{m}$ の銅線がある。銅の抵抗率を $\rho = 1.7 \times 10^{-8}\,\Omega\cdot\text{m}$ として、次の問いに答えよ。

(1) この銅線の抵抗を求めよ。

(2) この銅線に $3.0\,\text{V}$ の電圧をかけたとき、流れる電流を求めよ。

(3) 同じ材質で、長さが $2$ 倍、断面積が $\dfrac{1}{2}$ 倍の銅線に同じ電圧をかけたとき、流れる電流は(2)の何倍になるか。

▶ クリックして解答・解説を表示
解答

(1) $3.4 \times 10^{-2}\,\Omega$

(2) $88\,\text{A}$(有効数字2桁で $88\,\text{A}$)

(3) $\dfrac{1}{4}$ 倍

解説

方針:$R = \rho\dfrac{L}{S}$ で抵抗を求め、オームの法則で電流を計算する。(3) は抵抗の式の比例関係を考える。

(1) $R = \rho\dfrac{L}{S} = 1.7 \times 10^{-8} \times \dfrac{2.0}{1.0 \times 10^{-6}} = 3.4 \times 10^{-2}\,\Omega$

(2) $I = \dfrac{V}{R} = \dfrac{3.0}{3.4 \times 10^{-2}} = 88\,\text{A}$

(3) 長さが $2$ 倍になると $R$ は $2$ 倍に、断面積が $\dfrac{1}{2}$ 倍になると $R$ は $2$ 倍になります。合わせて $R$ は $4$ 倍になります。

オームの法則 $I = \dfrac{V}{R}$ より、$R$ が $4$ 倍になると $I$ は $\dfrac{1}{4}$ 倍になります。

採点ポイント
  • $R = \rho\dfrac{L}{S}$ の式を正しく立てる(2点)
  • (1) $3.4 \times 10^{-2}\,\Omega$ を正しく計算する(2点)
  • (2) オームの法則で電流を求める(2点)
  • (3) 長さと断面積の変化による抵抗の変化を正しく議論する(2点)
  • (3) 電流が $\dfrac{1}{4}$ 倍になることを導く(2点)